平成17年7月23日(土曜日)、流山郵便局(日高繁一局長)で「夏休み絵手紙教室」が行われ、小学生から中高年者まで35人の参加者が絵筆を持って初めての絵手紙に挑戦しました。講師は、東深井にお住まいで日本絵手紙協会公認講師として、東洋学園大学などでも指導している横山美枝さん。「へたでいい、へたがいい」と言われる絵手紙ですが、見本として掲示されていた絵手紙はへたどころか美術館の絵画展を見ているようでした。
筆と顔彩、青墨、画仙紙があればどこでもだれでも挑戦できる絵手紙ですが、横山さんは「子どもさんの使い古した絵筆や絵の具だっていいんです。老化防止にもなります。言葉を考えて、絵の対象をよく観察すれば頭や心の若さを保てますし、仲間づくりにもなります」と語ってくださいました。筆のてっぺんを持ってゆっくり大きく描くのがコツだそうです。
この日は、5人で1グループをつくり、机の上には花やカボチャ、なす、とうもろこし、タマネギなどの絵の対象となる静物が置かれていました。鰭ヶ崎小学校5年の木村亮仁くんは「おばあちゃんが絵手紙を好きで興味がありました。林間学園の思い出を描いてみましたが、誰かに郵送しちゃうのはもったいないので自分の思い出にしたい」と語ってくれました。
会社員の石井弘美さんは、「母親が友だちからシーズンごとに絵手紙をもらっているのを見て、影響を受け参加しました。高校生くらいまでは長い夏休みに会えない友だちに暑中見舞いを書いていましたが、いつのまにか私もメール世代。ことしは暑中見舞いを絵手紙にして感情を伝えられたらうれしい」と語っていらっしゃいました。流山郵便局では、暑中見舞いの時期と年賀状の時期にそれぞれ絵手紙教室を開催しています。
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