夏休み最初の土曜日となった平成17年7月23日(土曜日)、図書館で子ども教室が開かれ、小学生がドライアイスでアイスやシャーベットづくりに挑戦しました。科学読物研究会の坂口美佳子さんを講師にテーマは「ドライアイスの実験」。午前中は加の中央図書館で、午後は東深井の森の図書館で開かれ、それぞれ約50人の子どもたちが参加しました。
ドライアイスをカキ氷にしてオレンジジュースに入れると一瞬にして、オレンジシャーベットになる実験や、袋に入れた生卵などにドライアイスを入れてバニラ味のアイスクリームをつくる実験などに、参加した子どもたちは「楽しくて、涼しくて、おいしい」と大喜び。6人1組のグループに分かれ図書館ボランティア栞の皆さんが、それぞれのグループについてドライアイスの扱いなどを指導してくださいました。
西初石小学校4年の吉井理恵さんは、「いま中学2年のお兄ちゃんと一緒に小さいときから参加していて今年で5回目。磁石の実験や星座の話しも楽しかったけど、きょうのドライアイスもおもしろかった」とお母さんと一緒ににっこり。図書館主催の教室らしく「ドライアイスについてもっと知りたい人はこの本がお勧めです」と関係図書の紹介もあり、夏休みの自由研究には身近なテーマかもしれません。
講師の坂口さんは「ドライアイスの小片をスプーンに置くと昇華する際の気体が発生してスプーンを押し上げるため、スプーンが小刻みに震えて音が発生しますし、シャーベットやアイスをつくって食べればおいしいし、ちょっと触れば冷たいし、空気よりも重いので煙のような気体が落ちていくのも見える。科学の楽しさは五感をフルに生かして、考えたり、体験すること。大人も一緒に楽しんでほしい」と語ってくださいました。
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