夏休み最初の日曜日となった平成17年7月24日(日曜日)、平和台の大宮公園の高台にある大杉神社の祭礼が行われ、子どもお神輿や大人お神輿、山車が住宅街などを練り歩きました。この神社は、地元で、「加村台の大杉様」などの名称で親しまれています。同神社の祭礼委員会(菅生繁委員長)が中心になって地元加台、平和台、東急ドエルなどの各自治会の協力を得て前夜の宵の宮から多くの家族連れらで賑わいました。
神社がある大宮神社は、桜の名所として春にはお花見客などでにぎやかな公園です。高台には大宮神社や大杉神社などが祀られ、鎌倉時代の創建と言われるお社をはじめ庚申塔、地蔵、聖観音像などの石造物があります。この日は、地元の子ども会(磯野陽子会長)や消防第7分団(松本年高分団長)などをはじめ、PTAや交通安全協会などさまざまな団体が協力。石原市助役も「地域生活で何より大切なコミュニティを築くためにはこうしたお祭りで協力し合うのが一番」と準備などに奔走した関係者を称えました。
午後1時に花火が打ち上げられると大杜睦会の大熊利昭会長がお神輿の担ぎ棒に立って拍子木を打ち、担ぎ手がそろって拍手を打つと、いよいよ渡御に出発。あぶら蝉のジージーという声がシャワーのように降り注ぐ鎮守の森から、紺の地に「大杜」と染め抜かれた揃いの半纏をまとった若衆が担ぐ勇壮なお神輿が、閑静な住宅街を練り歩きました。
お神輿が練り歩く住宅街は、8月24日にTXが開通すると、流山セントラルパーク駅から歩いてもわずかな距離にある閑静な住宅街です。お神輿や山車は平和台の住宅街から県道柏・流山線を横切って加台や東急ドエルのマンション群に向かい、行く先々で自治会役員などが用意した飲み物で水分補給しながら半日がかりで神社に帰りました。沿道には、犬を連れた家族などがカメラや団扇を手にお神輿見学に立ち並び、夏休み最初の日曜日を満喫している様子でした。
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