東京理科大学の教授や学生、卒業生などで組織するサイエンス夢工房と公民館の共催による「夏休み親子科学教室」が、7月28日(木曜日)から30日(土曜日)まで同大学セミナーハウスで「科学の実験や工作を楽しむ2泊3日の旅」として開催されました。参加したのは、市内の小・中学生とその保護者ら親子約30組70人。初日は、面白い金属の話から始まり夕食や入浴を経て、夜は、子どもは楽しい仮説科学実験、親は科学の好きな子どもを育てるための講話に分かれて学びました。
2日目は、午前中が楽しい科学実験、午後がメッキの科学、夜は再び親子でわかれて子どもは音を見る実験、大人は懇親会を楽しみました。そして、最終日は、午前中が楽しい物理実験、午後が遺伝子を取り出すという実験でした。どのカリキュラムも「楽しい…」とネーミングされていることからもわかるように、「科学を おもしろい→なぜだろう→好き」と感じられるように、まず、驚くこと、感動すること、そして興味がもてるようにと組み立てられています。
夏休み親子科学教室は、東京理科大学の学園祭でサイエンス夢工房のブースを見学した公民館の提唱によって、同大学生涯学習センターや市教委公民館の共催としてスタートしました。子どもたちの科学離れや体験不足、親子の触れ合いの不足といった時代的背景を受けて企画され、全国的にも注目されるまでに至った事業です。米や砂糖はコップにいれると山盛りになるけど水はどうなるかな…?と、実験前に予想してから、実際にコップに水をいれて確かめてみたり、試験管時計づくりに挑戦、フィルムケースの温度計をつくるのに接着で四苦八苦したり、子どもだけではなく、保護者の皆さんも科学の楽しさを満喫。
のり時計をつくるのにドリルを使って恐々穴を開けてみたり、振り子の振動を知る工作にチャレンジしたり、ナトリウム(塩)がついた綿棒に火をつけ、ナトリウムランプにかざしてみると炎が黒く見えて驚いたり、DNAが塩水に溶けてアルコールに溶けない性質を利用して、野菜やレバーからDNAを取り出す実験をしたりと、楽しみながら科学のおもしろさや不思議さを体験しました。公民館では、サイエンス夢工房の協力を得て、定期的に子どもサイエンス倶楽部を開催しているのをはじめ9月からはサイエンス夢工房開放講座も開催します。ぜひ、ご参加を。
なお、この模様は、地元ケーブルテレビのコアラテレビの人気番組「スクールウオッチ633」で、8月1日(月)から放送されます。放映期間は月曜日〜日曜日計7日間22回(週1回更新)で、放映時間帯は、月・水・金が10:00/15:15/18:30/23:30、 火・木が10:45/20:30/24:30また、土曜は10:10/17:15、日曜は14:10/22:00にそれぞれ再放送があります。ぜひ、ご覧ください。
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