平成17年7月30日(土曜日)〜8月1日(月曜日)の2泊3日、長野県の国立信州高遠少年自然の家を中心に、流山市青少年相談員連絡協議会(渡辺雅美会長)主催のチャレンジキャンプ2005が行われ、約90人が参加しました。初日は沢で遊んだり、虫を捕まえたりとグループに別れての自由行動。夜は、キャンプファイヤーで楽しく歌い、踊りました。往路のバスが首都高速道路の渋滞に巻き込まれ疲れたことや、いつものテント泊と異なりロッジだったこともあり、子どもたちも夜はぐっすり眠れたようです。
2日目は朝から野外炊飯。キャンプの朝定番メニューでもあるスクランブルエッグがメインで、キャベツやソーセージ、カップスープにロールパン。食事のあとは山道を通って千代田湖までハイキング。急なアップダウンが多い行程に「疲れた!もう嫌だ」と言っていた子どもたちも涼しい林道に入ると元気を取り戻し、山の頂上では「気持ちいい」と大喜び。本来なら、八ヶ岳や南アルプスなどの眺望が見える山頂も雲が多く視界が悪かったのは少し残念でした。
夕飯にはカレーをつくりましたが、どのグループもうまくできたようで、鍋はからっぽになっていました。ぎこちない手つきで包丁を使って料理をしたり、薪割の体験をしたり、普段はあまりチャンスのない親以外の大人との会話を楽しんだりと賑やかな食事となりました。入浴の後はナイトハイク。暗がりに隠れていたお化けにキャーキャー言っていましたが、暑い中、相談員がお面をかぶったり変装をして隠れて待ち構えていても、あまり驚かない子もいてがっかりしていた大人もいたようです。大人も子どももホタルの光の舞いに魅了され、おしゃべりをやめて静かに過ごす一幕も。
今回のキャンプでは、青少年相談員だけではなく、地域の大学などとのコラボレーションを模索、江戸川総合大学福祉専門学校や川村学園女子大学の学生もボランティアとして参加しました。最後の日はそば打ちにチャレンジ。粉を混ぜて練って伸ばして、切ってと一通りの手順を体験できました。自分達で打ったそばの味はどうだったかな。大自然に触れあうことができた今回のチャレンジキャンプ、「また来年も会いたいね」とお別れを惜しみながら帰路につきました。
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