平成17年8月22日(月曜日)、江戸川台駅前JAビル2階に「流山市地域職業相談室」が開設されました。同相談室は、地域に密着した雇用対策事業の促進を目的に、求職者への情報発信の場として、市と松戸公共職業安定所が共同で運営するものです。場所は、東武野田線江戸川台駅の東口の駅前ロータリーに面したビルで、これまで松戸市にあるハローワークまで出向いていた市民にとっては利便性が向上します。
同相談室は、雇用保険の手続きを除き、職業相談や職業紹介、労政関連諸制度の啓発、求人情報の提供などハローワークの機能の提供ができます。また、大きな特長としては、これまで公共職業安定所にしか設置されていなかった「求人自己検索端末機」が導入されたことで、求職者は自分に合った仕事をスムーズに検索することができます。この日行われた開設式では、商工業者や国県関係者らが多数出席。中村好夫市議会議長や星正利千葉労働局長らによってテープカットが行われました。
井崎市長は、「TX開業となり、市内企業への求職者の流入、企業活性化や沿線への企業誘致等による市内求職者の雇用の創出等も見込まれ、本市の雇用環境は今後大きく変貌していくことが予測されます。松戸公共職業安定所の情報、ノウハウを得ながら共同で業務が行われることにより一層の求職者の就職等を促進していくことが可能になります」と期待を語りました。また、千葉県商工労働部の井上さちよ次長は、「厚生労働省が今年度から市町村と共同で設置を進めており、流山で誕生した県内初の試みに期待している」と関係者を激励しました。
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