平成17年8月23日(火曜日)、文化会館で、流山市内の農業関係者などを対象に「流山市認定農業者連絡協議会講演会」が行われました。これは、流山市の農業経営者46名で構成されている流山市認定農業者連絡協議会(高城勲会長)の主催で、同市の農業の活性化を図ることを目的に行われたものです。同協議会は、先進地の視察や研修会などを行っていますが、講演会は昨年の俳優・藤村俊二さんらを招いての講演に続いて2回目です。
今回の講演会のテーマは「スポーツと食について」。講師は元・プロボクサーで世界チャンピオンの柴田国明さん。会場には、約100人の市民が駆けつけ、柴田さんの講演に真剣に聞き入っていました。柴田さんは昭和45年、WBC世界フェザー級チャンピオンになり、48年にはWBA世界Jライト級チャンピオン、49年にはWBC世界Jライト級チャンピオン、同タイトルを3度防衛後、55年に引退。通算戦績56戦47勝(25KO)6敗3分。
体重によってフェザー級やライト級などのクラス別になっているボクサーにとって、体重の自己管理は重要課題ですが、現役時代に薬によって減量し、体調を崩した失敗談をユーモラスに語り、会場を笑いの渦に巻き込みながらも食の大切さを訴えました。また、この日は東葛飾農林振興センターの市原重信さんが「食育について」と題した講話を行いました。
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