市役所の市民ギャラリーで展示公開中の短歌が好評です。ギャラリーには、流山市短歌連盟(武田静江会長)の作品41点が展示されています。ことしは、同連盟の20周年という記念の年。平成17年11月3日(祝日)に初石公民館ホールで展示される秋の文化祭にも各方面から期待が寄せられています。
幾つかの人の葉忘れ得ぬ互(かたみ)に逢わん来世もおみな (武田静枝)
日毎夜ごと優しき家族(うから)に支えられ米寿迎えぬ曾孫を抱きて (吉原菊子)
吾の作るぼた餅とおはぎほどの違ひ嫁(ゆ)かぎりし娘(こ)も母となる娘も (敷内信子)
などの短歌が短冊に筆で書かれて展示され、その下には活字でルビまで付いて初心者にも読めるようになっています。
流山市では、短歌が盛んで市広報の市民文芸欄でも多くの読者から作品が寄せられています。また、最近では、高校などの国語の授業で自分の思いを伝えるための交換短歌なども行われ、携帯電話のメール機能を使った「ケータイ短歌」という若者文化も定着するなど日本の伝統文化も新たな拡がりを見せています。市民ギャラリーでの展示は9月29日(木曜日)までです。ぜひ、ご覧ください。
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