平成17年10月13日(木曜日)夜、流山おおたかの森駅自由通路で、TX沿線初の「駅コンサート」が行なわれ、約350人の乗降客らが足を止めプロミュージシャンの演奏に聴き入っていました。夕方、約200人が集まってコンサートが始まりましたが、TXの電車が駅に停車するたびに、東武野田線に乗り換える方々が改札を出て、思いがけない音色に足を止め、人垣が大きくなっていきました。
TXで、秋葉原駅や北千住駅、つくば駅に次いで乗降客が多い流山おおたかの森駅は、東武野田線との乗り換えのためだけの利用客が多く、駅での滞在時間は短い。そこで、仕事や勉強を終え疲れて帰ってくるサラリーマンや学生に、駅で本格的な音楽を楽しんでいただき、疲れを癒していただきたいと開催しました。会場には、井崎市長も駆けつけ、馬頭琴のオリエンタルな音色を楽しみました。
今回、コンサート会場となった流山おおたかの森駅は、TX側2階のコンコースに、小倉遊亀画伯の原画を基にしたステンドグラス「天地の恵み―花々の輝き」(高さ2メートル、幅18メートル)のパブリックアートが展示され、夕方ともなると色とりどりの採光が駅構内を照らし出すなど、芸術文化の香りを漂わせています。今回の奏者は、2人の馬頭琴奏者を中心にベースやパーカッション、鍵盤ハーモニカなど5人編成で、今回の駅コンサートのために組まれるユニット。今回のコンサートのタイトルは「大陸からの風」。
この日は、「踊る心」や「冬のキャラバン」、「ロマン」、「バレエ組曲」など10曲を披露。エンディング曲が終ると「アンコール」の声と拍手が湧き上がりました。オリックスリアルエステート株式会社・東京建物株式会社 おおたかの森 UPPER EAST プロジェクトの協賛を得て、流山市が主催したものです。現在、11月や12月の駅コンサートについて準備が進められています。次回のコンサート内容につきましては、決まり次第お知らせしますので、ぜひ、お出かけください。
なお、今回、馬頭琴を演奏した2人の奏者は、10月22日(土曜日)、文化会館で開催される「大草原のしらべ〜アジナイホール流山チャリティコンサート」にも出演します。公演の収益は、モンゴルの心臓疾患の子どもたちを救うために使われます。チケットはイトーヨーカドー流山店1階サービスカウンターなどで取り扱っています(大人2500円、小中学生1500円※当日券は共に500円増)。主催はモンゴルの蒼い風、後援は流山市、駐日モンゴル国大使館、首都圏新都市鉄道株式会社、流山市教委、流山市商工会、柏市教委、我孫子市教委、野田市教委など。お問い合わせは、同事務局04−7167−2028
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