「流山市は変わる!2005安全で安心なまちづくり市民大会」が、平成17年10月15日、南流山センターで行われ、約400人の市民が犯罪情勢や防犯対策などの講演を通して防犯意識を高めました。流山市防犯協会連合会、流山警察署特殊防犯協力会、流山職場警察連絡協議会、流山市学校警察連絡協議会、流山市指導センター補導員連絡協議会、流山警察署の共催で行われました。
流山市防犯協会連合会会長の井崎市長は、「つくばエクスプレスが開業し、流山市は、私たち市民に便利になったと同時に、“招かれざる客”にも便利になる。まずは、あいさつをして顔見知りをつくって、地域に不審者が徘徊しにくい雰囲気をつくることが大切」とコミュニティの重要性を訴えました。
少年補導専門員の安孫子直子さんが「少年犯罪の現状と蔓延する薬物犯罪」と題して講演。昨年1年間での県内の少年の検挙数が7,075人と1988年に次ぐ多さとなった現状を紹介し、このうち8割が「重大犯罪の入り口」となる万引きや自転車盗などの初発型非行と指摘しました。万引きを繰り返す少年が、地域の積極的な声掛けによって立ち直った実例などを紹介しながら、地域の力がさまざまな犯罪防止につながることを強調しました。
署員がスクリーンを使いながら多発している空き巣の手口を紹介。不審者を取り押さえるために市内全小・中学校にも配備されている「さすまた」の模範演技が披露され、県警サイバー犯罪対策室の情報セキュリティアドバイザー・星野和彦さんが「携帯電話を利用した犯罪の現状と対策」について講演、参加者はさまざまな角度から犯罪を防ぐ手段を学びました。
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