平成17年10月22日(土曜日)、文化会館で「大草原のしらべ〜モンゴル“アジナイホール”流山チャリティコンサート」が行われ、約1,000人が2時間のライブを堪能しました。モンゴルへの支援活動を続けている流山・柏などの市民団体「モンゴルの蒼い風」(古谷遙生代表)が流山市や駐日モンゴル国大使館をはじめ首都圏新都市鉄道株式会社、流山市教委、流山市国際交流協会、流山市商工会、柏市教委、我孫子市教委、野田市教委などの後援を得て開催しました。
コンサートの収益は、モンゴルの心臓病の子どもたちを救うためのチャリティコンサートということもあり、(財)島根難病研究所モンゴル渡航小児循環器医療団「ハートセービングプロジェクト」団長の羽根田紀幸医師や駐日モンゴル国からレンツェンドー・ジグジッド全権代理大使、角界からはモンゴル力士などの関係者をはじめ多くの市民が駆けつけ募金活動などにも協力していました。
アジナイホールは、モンゴル音楽界のスーパースター・エンフマンライを中心とした馬頭琴やベース、モンゴル琴、シンセサイザー、オルティンドーなどで編成されているバンドです。ゲストアーティストとして故・河島英五氏の子・翔馬さんも出演。故・河島氏が、生前、モンゴルでの支援コンサートを続けていた関係からNHK「みんなのうた」では河島氏の遺作にエンフマンライが作曲、アジナイホールが演奏した「心の海」が放送されていたのは記憶に新しいところです。
エンディングでは、アンコールの歓声や拍手や鳴り止まず、アジナイホールと翔馬のジョイントステージで客席に応えるなど、奏者もお客も盛り上がり、予定の2時間をオーバーしてのコンサートとなりました。当日は、井崎市長をはじめ鈴木教育長らも駆けつけ、透き通るような歌声と大草原を彷彿とさせる迫力ある演奏に聴き入っていました。
この日は、幼児から小・中学生、そして若い人々から中高年者と幅広い世代が客席を埋めていました。ロビーでは、ハートセービングプロジェクトの活動やモンゴルの生活を紹介した写真展なども行われました。モンゴルの民族衣装をまとったボランティアの方々が会場案内などを行い、駐車場整理から来賓の接待、PR、資金集め、チケットの販売、会場設営・解体まですべてボランティアの皆さんによる手づくりコンサートが成功しました。
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