平成17年10月29日(土曜日)、北部公民館で家庭教育講座が行われ、約40人の保護者や学校関係者などが小中学生の性教育などについて学びました。家庭教育講座は、市内5公民館で小中学校と協力して、子育てについてさまざまなテーマで学習しています。今回のテーマは「親から子へ、いのちのメッセージ」と題して小中学生にどう命や性を語るかなどを考えました。
講師は、日本助産師会の小路和子さん。小路さんは、いざというときに相談してもらえる大人でありたいと参加者に呼び掛け、小学校低学年であれば、生命の誕生を通して、今ここに生きていることの貴重さを伝え、自分も他人も大切にする気持ちが育つように、妊娠や出産の仕組みを通して生命自身の生きようとする知恵や力を知る中で、自分の存在や生きる力を肯定できるようにしましょうと訴えました。
また、小学校高学年であれば、子どもから大人に変化する発達過程において子どもたちが喜びを持ってその変化を受けとめることができるように、周囲の子にも思いやりの気持ちを持って行動できるようにと、初潮を例に、初めてのときに保護者にどう言われたかで、生理の重さもその後も変わってくることをデータを示して説明しました。
次回の家庭教育講座は、11月16日(水曜日)10時〜12時、南流山センターで、千葉大学教育学部藤川大祐助教授を講師に「子どもとメディア〜進化するITと家庭教育」と題して開催します。入場無料、申し込み不要、どなたでもご参加いただけます。お問い合わせは、南流山センター04−7159−4511へ。お気軽にご参加ください。
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