平成17年10月30日(日曜日)、江戸川台東の京和ガス株式会社本社で人形劇ピッコロ(貴島真理子代表)のボードビルや人形劇が行われ、午前公演、午後公演とも約100人の家族連れでにぎわいました。午前中は「きつねにたべられたパンの話」、午後は「だんごどっこいしょ」などの昔話を中心に公演が行われました。
人形劇ピッコロの公演は、幼稚園や保育園、小学校などの要望に応えて、お話しの持つ楽しさを子どもたちに…と、これまでも様々な会場で行われていますが、最近では乳幼児を対象とした子育て支援事業としての要請や鰭ヶ崎の東洋学園大学の学園祭など幅広い層からの公演要請が増えています。オリジナル作品もあり、韓国公演や中国公演も行った人形劇団の老舗です。
この日は、第27回ガス展の一環として行われたもので、ガスの床暖房の上に約100人の親子が座って、舞台の人形劇などを楽しみました。人形劇ピッコロは、このガス展で公演するようになって14年目で、地元ではすっかり定着したガス展の人気プログラムです。今回のガス展は、風力発電や天然ガス自動車なども展示され、「人・街・地球へやさしく」と環境をテーマに、地元の農産物の販売なども行われました。
人形劇ピッコロは、地元の幼稚園に子どもさんが通っていたお母さんたちを中心に昭和52年秋に発足しました。子どもさんが親のひざのぬくもりを感じながら安心して人形劇を見ていただけたら…そんな思いで公演活動を続けているそうですが、子どもだけで人形劇を見せておいて、その間に親はぶらりとお買い物を楽しんで…という保護者も増えているそうです。
貴島代表は「昔話の持つ“生きる知恵や勇気”を人形劇を通じて伝えたい」と語っています。人形劇ピッコロは、毎週火・金曜10時〜15時まで宮園自治会館で練習しています。団員(ボランティア)を募集しているそうですので、関心のある方は練習を覗いてみてはいかがでしょうか。人形劇ピッコロについてのお問い合わせは貴島代表04−7159−0257へ。
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