平成17年11月5日(土曜日)から東深井の森の図書館で、第8回紫焔窯生徒作品展が行われています。期間は12日(土曜日)まで。9時〜17時まで入場無料で見ることができます。西深井の陶房「紫焔窯」(田口佳子主宰)生徒さんの作品展です。
8回目の展示会となった今回は、水嶋節子さんの「白釉花器」や今村光子さんの「白釉呉須吹付長壺」、飛田道子さんの「粉引花器」、角谷啓男さんの「網膜を通過する」、近江宏文さんの「練込長方皿」など32人の作品が出品されています。
紫焔窯の窯元・田口佳子さんは、秋耕展大賞や文部大臣賞などを受賞。90年に西深井に開窯し、01年には江戸川台東にスタジオをオープンするなど、芸術活動のかたわら地域の文化振興にも尽力されています。中国は宋の時代によく使われた紫紅釉に魅せられ、追求していることから「紫焔窯」の名がつきました。
また、12月10日(土曜日)〜16日(金曜日)まで上野公園の東京都美術館で行われる第30回秋耕展にも紫焔窯の皆さんの作品が展示されるそうです。今回、会場となった森の図書館は、東深井地区公園や古墳公園などの木々に囲まれ、ステンドグラスを通した採光も作品を一層引き立てています。緑の中の散策や読書の合間に森の図書館で陶芸に魅力を楽しむひとときはいかがですか。お問い合わせは紫焔窯04−7154―9656
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