平成17年11月8日(火曜日)、南流山センターで「流山市の新たな中心市街地づくり」と題した講演会などが行われました。一般社団法人 全日本土地区画整理士会(岩井彦二会長)が主催したもので、「ようこそ、未来の森の街へ」と題した井崎市長の講演と、「環境共生とまちづくり」と題したまちネット流山の恵良好敏副理事長の講演が行われました。
井崎市長は、人口のピークアウトを前に、全国一斉に人口減が始まるわけではないと前置きしたうえで、交通アクセス、住環境、地域イメージの良し悪しが、これから衰退するまちと伸びるまちとを分けるのではないかと語り、子育て環境、治安環境、自然環境を大切にしたまちづくりを進めたいと話しました。
恵良さんは、これまでの市野谷の森の保存活動を写真や新聞記事などを見せながら解説。「ハチマキとプラカードの反対運動では森は残せない」と考え、反対運動ではなく「提案活動」をするために行政や地権者と一緒に、自然との共生を学んできた経緯をわかりやすく説明しました。
講演は、それぞれ1時間ずつ行われ、2人の講演が終ってから、約50人の受講者は、南流山駅からつくばエクスプレスに乗って流山おおたかの森駅へ移動し、現地視察を行いました。主催した全日本土地区画整理士会では、TX開通に伴う代表的事例である流山おおたかの森駅周辺を学ぶことによって自然と共生できる区画整理を考えるきっかけにしたいと語っていました。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ