平成17年11月19日(土曜日)、文化会館でミニタウンミーティング「障害者に対する差別をなくし地域で安心して暮らせるために」が行われ約150人が参加しました。
会場では、手話通訳や要約筆記もあり、身体、知的、精神の3障害団体が参加し、熱心な議論が交わされました。県保健福祉部の竹林悟史障害福祉課長は、「たとえば点字のメニューを置いていないお店を罰するのではなく、点字のメニューを置いているお店にみんなで食事に行くような明るい社会にしましょう」と参加者に呼びかけました。
差別をなくすための研究会の森登美子委員は、「障害者は地域の宝です。地域のことや人とのつながりを考えたり、気づいたり、理解するきっかけを与えてくれる」と解説。流山市手をつなぐ親の会の染谷映子さんが活動報告を行い、同会の中澤金司さんをコーディネーターに、就労支援センターの木村達弥所長や社会福祉法人まほろばの里の高橋英吉つつじ園長、千葉県の竹林悟史障害福祉課長、石原重雄助役などがシンポジウム「地域生活からここが言いたい!」を展開しました。
石原助役は、千葉県に対し、「知的障害者の入所施設について国に市民の署名を持ってお願いに行ったが国の施策転換もあって難しい。この機会に、施設について県にお願いしたい」と強く要望しました。今回のタウンミーティングでは、障害を「個性」と考えられる社会が、成熟した社会であり心の豊かな社会であり、みんなでこうした社会を築いていこうと話し合われました。
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