「書いた紙の厚さだけ上達しますよ。練習は裏切りませんから」。平成17年12月14日(水曜)、新川小学校で書初めの練習が行われ、地域の方々が指導をしてくれました。ことし1月15日号の広報を読んで「学校サポートボランティア」に登録した富士見台の後閑寅雄さんが中心になって12人の地域の方々が指導してくれました。
14日は3〜4年生、15日が5〜6年生を対象に、体育館いっぱいに書初め用紙を広げて、子どもたちは、慣れない手つきで筆をにぎっていました。小学校3年生は、初めての毛筆授業で「春かぜ」に挑戦。「春」は正三角形を、「か」は四角を、「ぜ」は逆三角形をイメージして書きましょうと解りやすく解説してくれました。指導に集ったのは、市書道連盟の皆さんをはじめ、後閑さんと小田急ハイツ集会所で一緒に練習している皆さんです。
「筆は、ペンと違って太くなったり、細くなったりしますから、太さにも気をつけて書きましょう」と呼びかけながら、練習用紙を置いて奮闘している子どもたち一人ひとりに、声をかけたり、手を持って指導するなど丁寧な授業となりました。1〜2年生は硬筆のため、3年生にとっては初めての書初めでしたが、やさしい地域の方々に囲まれて「楽しかった」と元気な声が返ってきました。
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