拳正道鏡開き
更新日 平成18年1月11日


拳正道、小学生から大人まで500人が汗を流す 流山発祥の武道が鏡開き

[画像]道主秋月さんの挨拶(15.2KB)

 平成18年1月8日(日曜)、大畔のコミュニティプラザ流山で拳正道の新年稽古始めになる鏡開きが行われ、約500人の武道家が汗を流しました。拳正道は、1973年に創設された総合武道で、日本古来の武道精神を受け継ぎ、徒手空拳(素手)による突きや蹴りなどの打撃を中心とした「陽の技」、投げ技や関節技で相手の動きを制する「陰の技」、ヌンチャクや棒、杖などの武器を用いる「器物法」の技に至るまで、老若男女のだれでもができる護身武道として広く海外にも知られ、競技人口も3万人を超えている流山発祥の武道です。


[画像]子どもたちも正座して(19.8KB)

 本部は同市江戸川台西2丁目で、全国大会は各地から選抜選手が出場し1000人規模。競技人口は3万人といわれています。流山では江戸川台小学校体育館で毎週火曜日に幼児から小学生まで、金曜日に中学生から大人までの方々が稽古に励んでいます。席上、道主の秋月孝允さんは、「三日会わずんば刮目(かつもく)して見るべし」という言葉を新年に贈り、「しばらく会わなかったが成長したな」と言われるように常に修行を積みましょうとあいさつしました。


[画像]井崎市長が挨拶(14.8KB)

 また、井崎市長は、道着を着て前列に正座していた小学生らに「お年玉は使えばなくなってしまいますが、元気と勇気は使うほど大きくなってきます」と子どもたちに呼びかけ、後列の大人には「子どもを狙った犯罪などが起きて、昨年から人心が荒れた社会になっていますが、身体を鍛え、心はやさしく、明るい社会づくりに貢献してください」と激励しました。当日は、昨年の全国大会で優勝した中学生や大人の模範演武をはじめ参加者全員の合同稽古などで汗を流しました。



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