ふくろう博物館
更新日 平成18年1月16日


定年後は収集したふくろうの小物などを展示公開 ふくろう博物館・館長、上野満さん(64)

[画像]「ふくろうの森」にふくろう博物館(22.5KB)

 団塊の世代の定年退職が、「2007年問題」など言われ、さまざまな議論を呼んでいます。そこで、「ぐるっと流山」では、定年後を地域でいきいきと活動されていらっしゃる方々をご紹介していきます。
 ふくろう博物館館長・上野満さん(64)は、会社勤めの現役時代からふくろうに関わる絵や小物などの収集を始めて、定年後は、そのコレクションを展示公開する博物館を開くという夢を実現しました。平成12年7月29日、流山市東初石5丁目の「ふくろうの森」に念願のふくろう博物館を開館。館内の展示物は、上野満さんが15年間かけて集めたものが所狭しと並んでいます。


[画像]上野満さん(23.3KB)

 日本のふくろうはもちろんのこと、 世界のふくろうの置物をはじめ彫刻、絵画、おもちゃなど約1万点が窮屈そうに並んでいます。うっかりすると見落としてしまいますが天井にまでふくろうの絵やポスターなどが張ってあります。また、ふくろうにちなんだ本やビデオも見ることができ、ふくろうの歴史から生態までわからないことは上野館長が質問に応じてくれます。


[画像]「ふくろうの森」にふくろう博物館(22.2KB)

 上野館長は「ふくろうを通じて自然のことを考えてほしい。1日に1人でも2人でもお客様がいらしてお話ができたらうれしい」と語っていらっしゃいます。大人200円、子ども100円で、売上金の一部は野鳥保護財団などに寄付しています。毎週土曜、日曜日、祝日の午前11時〜午前3時30分まで(平日でも予約すれば見学可能、ただし火曜日を除く。予約は「あうるかんぱにー」事務局04-7152-6363)。アクセスは、TXまたは東武野田線「流山おおたかの森」駅徒歩8分。


[画像]「ふくろうの森」にふくろう博物館(24.6KB)

 このふくろう博物館がある「ふくろうの森」は平成11年年5月、流山おおたかの森駅のそばに誕生しました。でも、ここにある建物や、樹木はずーっと以前からここにあったもの。この地は、昭和30年代に松田材木店としてスタートし、松田合版工業、マツダ工業と会社はその形を変えて行きました。「茶屋くまげら」は当時の職人さんたちの食堂、「けやきホール」は後の社員食堂、「ビッグバード」は工場そのものでした。また、「自然庭園桂」は、社員や地域の人達の納涼会で賑わっていました。工場の移転と共に、使われなくなった工場や社員食堂が、いま地域のくつろぎや交流の場として生まれ変わりました。ふくろう博物館があるのは、昔は工場だった「ビッグバード」の2階です。お問い合わせは「ふくろうの森」事務局04−7154−2192へ。



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