平成18年2月12日(日曜)、駒木台福祉会館で駒木台・青田老人会の例会が行われ、多くの中高年者が楽しいひとときを過ごしました。この席で「救急車を呼んだときに、病状などをお尋ねすると、よく“いいから早く来て”と言われますが、救急車が出動した後も電話で症状をお聞きすることによって一刻も早く症状にあった病院などを探すために必要ですので、お気持ちは分りますが落ち着いてお答えください」…高齢者の前で消防署の制服を着た職員が話す講話の後に、にぎやかな三味線の音色が響きました。そんな消防の話と三味線のアトラクションのセット出前が人気です。
講話と三味線演奏を出前しているのは、流山市消防本部の司令課当務司令・根本隆さん。消防予防課に配属になったのを機に、「高齢者に固い話ばかりでは飽きられてしまう」と、趣味の三味線演奏を披露したのがきっかけで以来、ずっとボランティアなどで続けています。根本さんは、昭和48年に八木南地域のコミュニティホームが主催した民謡講座に応募したのがきっかけで、津軽三味線の工藤流師範として工藤秀藤、唄では日本郷土民謡公認教授の資格も持ち根本秀豊という名があるほどの腕前です。
当日は、岡田康雄会長も茨城民謡の磯節で自慢ののどを披露。歌詞カードが配布され、会場全体で山形民謡の花笠音頭や山梨民謡の武田節などを合唱しました。次々にのど自慢の方々が舞台にあがり、三味線や尺八などの生演奏で気持ちよさそうに十八番を熱唱されていました。この日は、根本さんも休暇を利用してのボランティア出演。井崎市長も参加して高齢者の方々の歌を聞かせていただきました。
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