平成18年2月17日(金曜)、中央公民館(文化会館内)ひだまりルームで「子育てサロン“親子でプレリトミック”」が行われました。この日は、市内にお住まいの横田美和子さんがリトミック体験のひと時を提供してくださいました。ひだまりルームに集まった5か月の赤ちゃんから3歳までの子どもたちとお母さんたちは、「先生とお友達」の歌に合わせ、歩きながら、まずはごあいさつ。
リトミックは、スイスの音楽教育家・作曲家であったエミール・ジャック=ダルクローズ(1865〜1950)によって提唱された音楽教育・音楽療法の考え方で、音楽と動きを融合した教育スタイルに特徴があります。リトミックを専門的に学んでいらっしゃる横田さんは「リトミックはおおよそ3歳から行いますが、ここのサロンにはそれより前の年齢の子がほとんどなので、リトミック導入という意味で“プレ”とつけました」とネーミングについて説明されていました。
お母さんたちにリトミックを体験してもらおうと、音楽にあわせながら手と足で違うリズムを刻み、手のリズムと足のリズムを交互にとることを体験しました。集中力と判断力を培うのによいと言われる遊びで、「うまくリズムが取れなかった」、「意外と難しい」、「身体を動かし、頭を使い、冷や汗も出た」と会場は瞬く間に賑やかになりました。
「記憶遊び」では、子どもを抱っこしながら音楽に合わせばらばらに歩き、音楽が止まったらストップ。そこで太鼓を打った数の人数でグループになり顔を覚え、ひとしきり自己紹介しあい和やかな雰囲気になっていきました。「からだ遊びのうた」を歌ったり、手、足、耳、目などからだを子どもと密着させるスキンシップ遊び、さらに「だるまさん遊び」では子どもをお母さんのお膝に乗せ、だるまさんのようにゴロゴロ転がったり。子どもたちはキャッキャと笑い大喜びでした。
会場全体が音と歌に包まれ、親子とも楽しいひと時だったようで、参加したお母さんたちは、満足そうに「子どもに良い刺激、良い影響を与えることができると思う。また参加したい」と感想を聞かせてくれました。プレリトミックを提供してくださった横田さんは、「毎回参加者に合わせた内容を組んでいますが、その場で使う小道具など作っている時などは自分自身も楽しいし、幸せです」と笑顔で話していました。中央公民館ではこの他、「わらべうたのつどい」や「工作」など様々なテーマで開催しています。詳細は市ホームページをご覧ください。
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