平成18年3月24日(金曜)、南流山センターで、木のおもちゃ無垢工房主宰の野出正和さんを講師に自分発見・仲間発見塾が行なわれ、終業式を終えたばかりの子どもたちを連れた多くの家族が参加しました。午前中の乳幼児と親子を対象にした「木のおもちゃであそぼう」には27家族、午後から小学生を対象に「おもちゃの大工さん、きみも工作の達人認定書をもらおう!」には34組の家族が参加しました。
流山おやこ劇場(油井陽子代表)が文部科学省の地域子ども教室推進事業の補助を得て開催したものです。午後に行なわれた小学生対象のワークショップは、「自由工作」がテーマ。丸、三角、四角、板、棒など約20種類の端材とヒモや針金などの素材を自由に選び、電動糸ノコや工具類を使って、一人ひとりの感性に合わせたもの作りに挑戦しました。
今春、流山小学校2年生になる深谷颯汰くん(7)は、妹とお母さんと一緒に参加。家ではお父さんが夢中になってしまいますが、ここでは大人が手も口も出さないので楽しいと大きなのこぎりで板を切っていました。「失敗したりうまくいかないから、どうしてだろうと考えて、次はこうやってみようと工夫するのです。楽しかった、もっとやりたいという気持ちが、また作りたいという思いへとつながっていきます。楽しんで繰り返し作る中で、技術は自然に身に付いていくものだと考えています。年間2,000人くらいの子とワークショップをしていますが、保育園児でも2時間やって集中力が途切れません。お手本通りにペットボトルで何かを作ったりするのはつまらないでしょう」と野出さんは語ります。
最後に、「工作の達人認定書」が手渡されました。完成した作品の見栄えの良し悪しではなく、楽しかった、自分で作ったという思いを大切にして、参加者全員に手渡されました。認定書をもらうということは、「おもちゃを買って、と言わないことなんだよ。なにしろ達人なんだからおもちゃは自分で工夫して作れるからね」と野出さんに言われてびっくりする子の姿も見られました。
次回の流山おやこ劇場の催しは「おおたかの森を探検しよう」。日時は、4月23日(日曜)10時流山おおたかの森駅前集合―おおたかの森(市野谷の森)散策―流山市総合運動公園で昼食、遊び―14時流山セントラルパーク駅解散です。小学生(幼児は保護者同伴)対象で、案内はNPOさとやまの恵良好敏理事長。お弁当、水筒、レジャーシート、カッパ、あれば虫めがねや双眼鏡も持参、長袖、長ズボン、はきなれた靴でご参加を。参加費300円。また、流山おやこ劇場では、創立20周年記念事業として米村でんじろうサイエンスショーなども企画を進めています。同劇場では、家族会員や個人会員を常時募集中とのことです。お問い合わせは、流山おやこ劇場04−7152−0446
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ