流山市交通バリアフリー基本構想策定委員会(内山久雄委員長)は、平成18年3月29日(水曜)、流山市交通バリアフリー基本構想素案を承認し、成案策定に向け、「構想に基づく特定事業計画の作成と各事業の推進」、「心のバリアフリーの取り組みなど協働のまちづくりの推進」に配慮するよう求める提言書を井崎市長に提出しました。
この基本構想は、平成12年11月に施行された交通バリアフリー法に基づき策定されます。東京理科大教授の内山委員長を中心に公共交通事業者や交通弱者が属する団体、一般公募で集ってくださった市民の皆さんなど21人で構成される流山市交通バリアフリー基本構想策定委員会が昨夏から審議を重ねてきました。
今回の素案では、交通バリアフリー法に基づきバリアフリー化の整備計画などの目的年度を2010年度に設定。お年寄りや身体のご不自由な方、赤ちゃん連れの方をはじめ、だれでもが楽に電車やバスに乗り降りでき、また駅から周辺の目的地まで安全に行き来ができるように、その方々の困難を自らの問題として認識し、その社会参加に積極的に協力するという「心のバリアフリー」の推進を未来永劫取り組むべき課題としています。
さらに、東武野田線江戸川台駅とJR・TX南流山駅周辺を重点整備地区に選定し、それぞれの駅の改善点などを具体的に明示しています。市では、4月中にも国に成案を提出、5月には各公共交通事業者に特定事業計画の作成を依頼する予定です。
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