平成18年4月30日(日曜)、野々下の社会福祉法人流山あけぼの会ケアハウス・サンライズ流山(国吉敦子施設長)で、Jリーガーとサッカー少年らによる交流会が行われました。 レイソルは前日に試合があり、この日、交流された鈴木達也(MF)選手も小林亮(DF)選手も出場し、徳島ヴォルティスと試合をしたばかりでしたが、両選手とも疲れを見せずに終始笑顔で子どもたちやお年寄りに接していました。施設には、レイソル全選手がお年寄りの健康を願って寄せ書きしたチームフラッグが贈られました。
この催しは、サッカーを通じ世代を超えた交流を図ろうと(財)さわやか福祉財団(堀田力理事長)の呼び掛けで実施している「サッカーさわやか広場」事業の一環で、レイソルのホームタウン活動の一環としても開催されたものです。当日は、NPO法人流山ユー・アイネット(米山孝平理事長)が運営するグループホームわたしの家からも17人の入居者が参加されました。
流山東部FC(西川誠之会長)の4・5年生ら16人が参加。プロの現役選手の華麗なプレーに目を輝かせながらリフティング対抗ゲームやサッカーすごろく、的当てPK合戦で楽しいひとときを過ごしました。小林選手のジャンピングヘディングには、子どもたちから「すごい!ボールに回転がかかっていない」と驚きの声があがっていました。
的当てPK合戦では、車いすの方々もそっとボールを蹴ってチャレンジ。勢いが足りないボールをふたりの選手がゴールまで息を吹きかけ誘導したり、方向が逸れたボールを軌道修正するなど好アシストを見せて会場を盛り上げました。東部FCのお母さんたちも両選手とお年寄りの交流風景を撮影し、写真にサインをしていただいて参加者に配布するなど大忙し。子ども以上に選手との写真撮影や握手に熱心なお母さんの姿も見受けられました。
サンライズに流山の江原登さん(81歳)は、「的当てPK合戦で、まぐれで当たって楽しかった。有意義なひとときだった」と語ってくださいました。向小金小5年の松本祐くん(10歳)は「知らない人たちと楽しく交流できて嬉しかった」と感想を語ってくれました。また、鈴木選手と小林選手(共に23歳)は「自分たちが学ぶことが多かった。スポーツはみんなでひとつになって楽しむものだということを忘れないで続けていきたい」と今回の交流が貴重な体験だったことを語ってくださいました。
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