大型連休の最終日となった平成18年5月7日(日曜)、TXと東武野田線が乗り入れる流山おおたかの森駅南口広場で、初の流山グリーンフェスティバルが行われ多くの家族連れなどで賑わいました。主催したのは、大学や地元自治会、NPO法人などさまざまな地域の団体で構成された流山グリーンフェスティバル実行委員会(残間義和実行委員長)の皆さんです。
開会式では、NPO法人国連支援交流協会流山支部(時任きよ子支部長)から、ノーベル平和賞受賞者で「グリーンベルト運動」や「MOTTAINAI(もったいない)運動」を進めているケニアの副環境相、ワンガリ・マータイさんから今回のグリーンフェスティバル開催に向けて、流山市にメッセージが届けられることなどを披露してくださいました。
「花と緑と音楽の祭典」と銘打たれた流山グリーンフェスティバルは、その名の通り会場に100平方メートルのインフィオラータ(花絵)が飾られ、流山高校園芸科の生徒さんやガーデニングクラブ花恋人の皆さんが花を展示販売する「花」。尾瀬のミズバショウと散策路が再現されたコーナーや流山グリーンチェーン戦略が紹介されたコーナー、オオタカが生息する市野谷の森体験ツアーなどが行われた「緑」。そして6つのビッグバンドによるスイングジャズや夜がふけてからは2つのユニットによるジャズボーカルを中心としたステージなど「音楽」が9時間にわたって堪能できるまさに「花と緑と音楽の祭典」。
好天に恵まれた大型連休でしたが、最終日となったこの日だけは前夜から全国的に雨模様。ときおり強い雨が降るあいにくの天候でしたが、傘を持った方々が電車のとまるたびに大勢会場に訪れてくださいました。インフィオラータは夕方には解体され、ここで使用した約5,000ポットのマリーゴールドなどを買い求める方々で長蛇の列ができました。
夜には雨もあがって「ジャズの夕べ」。江戸川大学の学生さんによる司会進行で中本マリさんや渡辺明日香さんらの人気ジャズボーカリストがステージに登場。粉川忠範さんのトロンボーンやジェームスマホーンさんのテナーサックスなどが奏でられ、ステージ前にはテーブルやいす、テントなども設置。ゆったりと「枯葉」や「サマータイム」などの名曲を楽しみました。この日の様子はNHKニュースでも紹介されました。
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