平成18年9月20日（水曜）、保健センターで生活習慣病を予防するための食生活改善を目的とした料理教室が男性を対象に行われました。内臓脂肪を減らして、毎日の食卓から健康を考えようと、とかく食事に関しては「出されたものをいただく」と受動的になりがちな男性を対象に行われたもので、この日は26人の男性が慣れない料理などに挑戦しました。

　受け付けで、体組成計などを使って体脂肪率や体重、血圧などを計って、自分のデータを持って講演会場へ。保健師からメタボリックシンドロームの講話を聞いた後は、メタボリックメジャーで腹囲を測定しました。メタボリックシンドロームは肥満、なかでも内臓に脂肪がつく「内臓脂肪型肥満」をもち、さらに血圧高値・血中脂質異常・高血糖のうち2項目以上が該当している状態です。日本人の死因として多い心筋梗塞と脳卒中は、動脈硬化性疾患ですが、メタボリックシンドロームを放置しておくとそのリスクも増えます。

　なお、今回、受け付け時に計測した体脂肪やBMIなどが測定できる体組成計は、保健センターのほかにも市役所やほっとプラザ下花輪、市民総合体育館などに設置されています。また、ほっとプラザ下花輪の健康チェックコーナーでは、毎月第2・第4金曜日の12時30分〜15時30分に健康相談を行っています。また、血圧や体重、身長などが計測できる簡易なものは森の図書館、北部公民館、東部公民館、南流山センター、向小金福祉会館、江戸川台福祉会館、中央公民館（文化会館）にも設置されていますので、お気軽にご利用ください。お問い合わせは、保健センター04−7154−0331へ。

　後半は、調理室へ移動して、栄養士による健康維持のための食習慣の講話を聞きました。摂取エネルギーを減らす、栄養のバランスをよくする、食事の時間と配分を考えるなど、食生活の改善を学びました。最後は、エプロンに三角巾をつけて調理実習。参加者の中には「妻から“ひとつぐらい得意料理を作れるようになって来て”と言われて参加しました」という方も。この日のメニューは、豚肉のぴり辛ソースかけやすまし汁、大根の中華和え、卵豆腐とご飯。この様子は、NHKで取材され、明日21日、18時10分からのニュース番組で紹介される予定（放送日時は変更の場合もあります）です。なお、再放送は、10月4日（水曜）11時からのNHKニュースで再放送される予定です。

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