平成19年2月24日(土曜)から流山6丁目の杜のアトリエ黎明で切り絵で巡る流山十景展が行われています。後藤伸行氏の切り絵で流山の風景画を楽しむ展示会です。後藤伸行さんは、昭和5年北海道・岩見沢に生まれ、昭和53年8月から切り絵制作を始め、平成3年に世田谷駒沢二郵便局局長を最後に退職し、群馬県川場村に移住、同地に「日本切り絵百景館」を設立し館長に就任。切り絵関連の著書も多く、平成15年春・秋、桂由美パリ・オートクチュールコレクション出品のドレスに切り絵でデザイン。平成17年ル・サロン展(フランス芸術家協会展)に初出品して入選。
会場には、後藤氏のモノクロきり絵で茂侶神社や光明院、近藤勇陣屋跡など10点が展示されています。また、カメラマン古田敦久氏の写真による流山十景も赤城神社の大しめ縄や東福寺、諏訪神社などが展示されています。さらに、市内在住の切り絵作家・飯田信義さんのカラー切り絵で、浅間神社の祭礼、総武流山電鉄流山駅、利根運河なども展示されています。会期は2月28日(水曜)までで公開は9時から16時50分まで。入場は無料です。主催は杜のアトリエ黎明、後援は流山市観光協会と流山市ふるさと産品協会。
同アトリエでは、3月1日から31日まで「姉妹都市信濃町の写真展」を開催します。これに連動して、道を挟んで向かいにある一茶双樹記念館では、俳句を通して流山と信濃町の歴史的文化交流の拠点だったこの地で「一茶とかえる展」を行います。入場料は、大人100円、小・中学生50円。流山を第二のふるさととした俳人・小林一茶の「蛙」を句題に詠んだ句を、手づくり蛙で表現した作品16点を展示。これは、流山市と姉妹都市の長野県信濃町にある一茶菩提寺・明専寺の住職夫人・月原香代子さんが、一茶の蛙を詠んだ300近い句の中から16句を選び、工芸を趣味とされる河端寛子さんに依頼して創作したもので、句に詠まれた物語を蛙の人形で再現しています。昨年10月に、「第4回一茶の俳句コンサート」の特別展示として明専寺にて初公開され、翌11月には、海を渡りフランスのパリで開催されたフランス俳句協会主催の「一茶の夕べ」でも公開され好評を得ました。お問い合わせは同管理事務所04−7150−5750へ。
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