平成19年4月24日(火曜)、流山おおたかの森S・CでNPO法人ながれやま栞(山下欽之助理事長)による「絵本の読み聞かせ会」が行われ、多くの乳幼児連れの親子が絵本を楽しみました。4月23日は「子ども読書の日」。この日から始まる子ども読書週間の一環として同NPOと紀伊國屋書店流山おおたかの森店の共催で初めて開催されたものです。
会場となった紀伊國屋書店流山おおたかの森店は、3,074平方メートルというTX沿線最大規模の書店ですが、特に児童書には力を入れているそうです。絵本コーナーのトンネル台前は、早くから小さな子どもたちがいっぱい。「はらぺこあおむし(偕成社)」をはじめ「おいしいおとなーに(あかね書房)」、「アンガスとねこ(福音館書店)」などの絵本が同NPOのおはなし部会の皆さんによって楽しく読まれました。
NPO法人ながれやま栞は、前日の4月23日、国立オリンピック記念青少年総合センターで、文部科学省から平成19年度子どもの読書活動優秀実践団体(者)表彰として表彰されました。同NPOは、ことし2月NPO法人格を取得しました。市民に生涯学習の機会を充実させるため、図書館支援・読書推進活動に関する事業を通して、地域文化の振興を図とうと設立されました。
同NPOの前身は、96年11月に図書館がいったボランティア養成講座の修了者が中心になって、翌97年4月に「図書館ボランティアグループ栞」として36人でスタートした市民団体。図書館内での書架の整理や図書館行事の手伝い、子どもおはなし会開催、小学校・学童保育所でのお話会活動、図書館まわりの植栽のお世話。館内掲示のお手伝い、「しおり子ども新聞」発行、機関紙発行、会員相互の研修会開催などをしてくださっています。
1歳の女の子と3歳の男の子を連れて松戸市からいらした窪田さやかさんは「子どもが絵本が大好きなので、いつも寝る前などに読み聞かせしてあげています。きょうは、絵本を買いに来たら、たまたま読み聞かせをやっていて、子どもたちも大喜びです」と語ってくださいました。次回は、5月15日(火曜)15時から同会場で開催されます。
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