5月1日(火曜日)、毎日新聞社ホールで行われたワンガリ・マータイさんの自叙伝「UNBOWED(へこたれない)」の日本語版(小学館刊)出版記念レセプションに井崎市長らが招かれました。席上、NPO法人国連支援交流協会流山支部の時任きよ子支部長をはじめ井崎市長や流山市民一行は、環境保全活動を対象とした初めてのノーベル平和賞受賞者で、ケニアの環境・天然資源副大臣、ワンガリ・マータイさんと会談しました。
マータイさんは、「グリーンベルト運動」と「もったいない運動」を推進していますが、マータイさんが推進しているグリーンベルト運動と流山市が進めているグリーンチェーン戦略の関係から、昨年、マータイさんが来日した際にもお会いする機会を得て、第1回流山グリーンフェスティバルにはメッセージをいただきました。ことしも4月25日の来日から5月2日の離日までマータイさんは、名古屋や横浜、都内を中心に滞在し、講演会や植林などさまざまなイベントを通じて地球環境と命を敬うMOTTAINAIの精神を呼びかけていました。
この日は、出版を祝ったマータイさんの自叙伝「UNBOWED」の日本語版「へこたれない」の訳者は、マータイさんと親しい首相補佐官の小池百合子さん。同書には、政治家、環境保護活動家、また3人の子どものシングルマザーとして独裁政権の弾圧や投獄に負けず、3000万本にのぼる植林活動・グリーンベルト運動を通じて女性の自立や民主的政治の実現を目指した半生が描かれています。
同書の序文には「日本の豊かな文化を取り入れた」としてMOTTAINAIキャンペーンや風呂敷も紹介されていますが、当日も若林正俊環境大臣から風呂敷を贈られ、「日本人は国や文化を大切にする民族」と賞賛しました。井崎市長も「これを機に日本文化のよさを再確認したい」と同書を購入していました。なお、NPO法人国連支援交流協会流山支部では、5月5日(土曜日)、流山おおたかの森駅前で開催される流山グリーンフェスティバルに参加し、マータイさんが提唱するMOTTAINAI運動のキャンペーンなどを行います。ぜひ、ご参加を。
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