毎月最終金曜の昼休みに、気軽に音楽を楽しんでいただこうと昭和63年から始まったサロンコンサート。今回5月25日に行われたコンサートは、市制施行40周年を記念して「流山市と歩む日本の叙情歌〜記念の年、こんな歌が流行っていました!〜」と題し、流山の歴史を振り返りながら、節目節目の年に流行していた曲が披露されました。
大正5年の流山軽便鉄道(現在の流山電鉄)開通の年に流行していた「浜辺の歌」を始めとして、3町村の合併により現在の流山市域が一つになった昭和26年の「山の煙」、市制施行された昭和42年の「世界は二人のために」など全8曲が披露され、降りしきる雨の中集まった100人を越える観衆が、時には楽しく手拍子で時にはしっとりと往時の流山を懐かしみました。
昭和38年当時、舗装道路がまだ少なくあぜ道が多かった本市に県道松戸野田線ができたという語りに、当時を知る方々が大きく頷き、当時の流行歌「明日があるさ」を皆で歌いました。司会の熊坂牧子さんは「先輩たちが築いた長い歴史を踏まえ、歌を愛する心を伝えていきましょう」と結び、大きな拍手が沸き起こりました。
次回のサロンコンサートは、6月29日(金曜)12時15分から、世界の作曲家シリーズVol.36「ショパン〜華麗なる調べ〜」と題し、ノクターンOp.9-2や幻想即興曲などをヴァイオリン、チェロ、ピアノの演奏でお楽しみいただきます。
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