流山おおたかの森S・C3階の市出張所ロビーに、日曜と祝日などの休日にオープンする『日曜情報センター』。5月27日(日曜)には、市消防本部が「住警器普及促進フェア」を行いました。これは、住宅火災の早期発見と逃げ遅れによる死傷者をなくすため消防法が改正され、一般住宅にも火災警報器の設置が義務付けられたことを、広く市民の皆さんなどにお知らせしようと行ったものです。一般住宅への火災警報器の設置義務付けは、新築住宅では昨年から、現在お住まいの既存住宅でも、市火災予防条例により来年5月31日までに設置する必要があります。
当日は、「住宅用火災警報器ってなに?どこに付けるの?どこで買えるの?」といった声にお答えする質問コーナーや、住警器を紹介したビデオの上映などが行われました。また、市内防災業者等による住宅用防災機器の展示も行われ、来場者は、万が一の火災に備えての警報器設置の重要さを認識しました。来場した子どもたちには、消防の防火衣を着ての記念撮影のサービスがあり、写真はその場でプリントアウトしてプレゼントされ喜ばれました。
この日は、買い物客や駅の自由通路で同フェアのPRを聞いて訪れた方など約320人が来場しました。約220人が答えてくださったアンケートでは、約7割の方が住宅用火災警報器の設置が義務化されたことを知らなかったとのことでした。市内にお住まいという櫻井千佳さんは、「共同住宅に住んでいますが、子どもが小さいので火災警報器が部屋に付けられれば安心ですね」と話していらっしゃいました。
ことし4月から、市内において住宅火災が相次ぎ、2人の尊い命が失われています。全国的にも、「ちょっとした勘違いや不注意」といった人的ミスによる住宅火災が増加しています。また、住宅火災での死亡者の約7割が逃げ遅れによるものといわれています。尊い生命や財産を守るためにも、市消防本部では住宅用火災警報器の早めの設置を呼び掛けています。なお、悪質な訪問販売等にご注意ください。
問い合わせ 市消防本部予防課04−7158−0270
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