利根運河ウオーク
更新日 平成19年5月28日


利根運河ウオークに約420人 市外や県外からも多くの参加者

[画像]420人が参加(20.7KB)

日中は25度を超える夏日となった5月27日(土曜)、利根運河でウオーキング大会が行われ約420人が新緑の眩しい運河堤を歩きました。利根運河ウオーク実行委員会(植手松太郎委員長)が、流山市・柏市・野田市の後援や東京都ウオーキング協会などの協力を得て開催したもので、ことしで8回目。


[画像]汗ばむ陽気に(22.6KB)

 運河水辺公園に集ったウオーキング愛好者らは、準備体操の後、利根川方面に向かい右岸を歩き始めました。コースは、いったん堤を離れ東深井古墳の森公園を散策しまた堤へ、そして国道16号線をくぐり柏市立柏高校の先の運河水門で対岸に渡り江戸川方面へ、帰路では東京理科大学理窓公園をとおり運河水辺公園まで戻る往復約10キロです。


[画像]運河堤に列を作って(21.4KB)

 この大会には、市内、近隣はもとより東京都内や埼玉県、茨城県からも多く参加されていました。主催者側では、やはりつくばエクスプレスの開業で流山まで来るのに非常に便利になった影響ではと分析していました。また今回は、市内からの参加者も例年に比べ多く、市民にもウオーキングが広まっているようです。


[画像]野菜や野花を見ながら(23.7KB)

 真夏のような陽気となったこの日ですが、参加者たちは帽子にタオル、水筒持参と万全の体制で自分たちのペースを守りながらウオーキングしました。コースとなった利根運河はまさしく自然の宝庫で、野草や野花が堤を飾り、小鳥のさえずりも聞かれ参加者を楽しませました。カメラ片手に、歩いてはカシャ歩いてはカシャとウオーキングと写真をともに楽しんでいる方も。


[画像]千葉テレビも取材に(22.1KB)

 柏市から奥様と二人で参加されたという笹本興児さん(65歳)は、「ウオーキングは趣味で、よく大会にも参加してますがこの大会は初めて参加しました。運河は自然が一杯でいいですね。東深井古墳の森も涼しくて木漏れ日が気持ちよかったです」と語ってくださいました。笹本さんは、古墳の森で道に迷い近所にお住まいの方に親切に道案内していただき、歩きながら周辺の魅力も教えてもらい感激したそうです。この日の様子は千葉テレビにも取材され、翌日のニュースで紹介されました。


[画像]眺望の丘から(22.9KB)

 利根運河は、柏市舟戸から流山市深井新田を結ぶ全長約8・5キロメートル。利根川と江戸川を結ぶ交通の要としての役割は終わりましたが、今では市民の憩いの場として親しまれています。市や市観光協会では、観光立県千葉モデル推進事業の指定を受け、「眺望の丘の整備」、「桜のライトアップ整備」、「利根運河絵図の発行」など利根運河の魅力を高めPRしています。なお、6月9日(土曜)には、駅コンスペシャルとして利根運河に特設の能舞台を設け「薪能公演」も行われます。



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