初夏の俳句大会
更新日 平成19年6月7日


「初夏の俳句大会」に愛好家33人 一茶双樹記念館を会場に和の心を楽しみました

[画像]愛好家33人が参加(14.1KB)

 6月3日、一茶双樹記念館で流山俳句協会(水見壽男会長)主催の「初夏の俳句大会」が行われました。当日は、市内のみならず近隣市からも俳句愛好家が集い、総勢33人が、各人珠玉の三句を詠み上げました。流山は、俳人・小林一茶が流山の醸造家・秋元双樹を頼って訪れていたこともあり俳句が盛んな土地柄として有名です。


[画像]ひとり3句ずつ詠んで(18.6KB)

 投句総数100句の中から、水見会長と参加者の互選により次の句が上位に選ばれました。
 【1位】 金色の束の間を刈る麦の秋 (青木 千代)
 【2位】 白日傘廻し齢を三つ捨て (渡辺 玉樹)
 【3位】 朴散華富士の湧水底知らず (小野 正之)
 【最高得点句賞】 句碑の黙石組の黙庭若葉 (水見 壽男)
 【準賞】 垂直の雨を平らに額の花 (増山 至風)
 【水見会長選 天】 万葉の恋拾ふ旅風薫る (渡辺 玉樹)
 【水見会長選 地】 筆太のどぜうの幟川風に (狼 司)
 【水見会長選 人】 青空のカンパスへデイゴ咲き初むる (辻村 照子)


[画像]コアラテレビも取材に(18.5KB)

 流山俳句協会は、9つの俳句会から成り、延べ160人の愛好家が熱心に句会などを催しています。6月13日から17日までさわやか千葉県民プラザで行われる「東葛文化祭」では、9句会の有志による俳句短冊86点と昨年度の少年少女俳句大会の入選作が展示されます。ぜひ、ご覧ください。



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