公開読書会
更新日 平成19年6月18日


 図書館で公開読書会 「役立つ本」について学びました

[画像]公開読書会の様子(15.2KB)

 「本を読もう・流山の会」(近江哲史代表)が主催する公開読書会が6月16日(土曜)、市立図書館で行われました。この公開読書会は、市民の読書意欲の向上を図り、よりよい読書環境を作り出そうと活動を行う市民団体「本を読もう・流山の会」の皆さんが、5月から開いているものです。毎月1回のペースで行われているもので、今回で2回目。初回となった5月は「図書館はこんなに面白い」というテーマで図書館の松本好夫館長と中村滋主任司書が、流山市の図書館の利用状況や図書館をうまく利用する方法についての講話を行いました。


[画像]図書館の使い方などに(18.9KB)

 市の図書館では利用者の相談や質問に答える「レファレンス」と呼ばれるサービスを行っています。本が見つからない時や情報を探している時には、司書や館員に気軽に声をかければ探してくれるそうで、参加した皆さんも、その話にメモをとるなど熱心に耳を傾けていました。また、流山市では、昨年10月から、インターネットによる所蔵の検索や貸し出しのサービスを行っています。中には知らなかった参加者もいらして、どこで本を受け取ることが出来るのかなど、さまざまな質問が飛び出し、図書館について学ぶいい機会となったようです。


[画像]図書館の有効利用法などを(14.0KB)

 2回目となった今回のテーマは「図書館の使い方〜こんなに役に立つ本がある」。主催者の近江哲史代表がNPO法人ながれやま栞の佐藤奈津代さんの質問を受ける形で「こんなに役に立つ本がある」をQ&A方式で発表しました。近江さんによると本はおもしろい本と役に立つ本に大別されるそうで、役に立つ本として、いわゆる実用書やハウツー本なども紹介され、図書館での分類区分や専門図書館の紹介、ビジネス支援図書館の話題や国立国会図書館の利用方法などにも触れました。また、図書館のことについてわかる本もあるので、どんどん学んで図書館を使おうと締めくくりました。主催した「本を読もう・流山の会」の近江哲史代表は、「図書館に行ってくるよ〜シニア世代のライフワーク探し」(日外アソシエーツ)をはじめ「“自分大学”に入ろう」(実務教育出版)、「独白 定年前後」(実業之日本社)などのご著書を持つ方です。「図書館に行ってくるよ〜シニア世代のライフワーク探し」では、流山の図書館や公民館の話題にも触れています。


[画像]公開読書会の様子(14.2KB)

 今回の公開読書会では、NPOながれやま栞による日野原重明さんの「いのちと生きがい」(2003年・青春出版社)の朗読や読書発表として上平慶一さんから中野次郎著「患者漂流―もうあなたは病気になれない」、小宮誠さんからは村上春樹著「羊をめぐる冒険」を読んだ感想などが発表されました。次回の公開読書会は、7月14日(土曜)13時30分から図書館で「図書館の使い方〜こんなにおもしろい本がある」をテーマに、また、8月18日(土曜)13時30分から図書館で懇談会「皆さん、どう読書していますか」が予定されています。お気軽にご参加を。お問い合わせは流山市立図書館04−7159―4646



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