6月16日(土曜)、野々下の社会福祉法人流山あけぼの会ケアハウス・サンライズ流山で、Jリーガーとサッカー少年らによる交流会が行われました。この日、同施設を訪問してくれたのはJリーグ柏レイソルのミッドフィールダー・阿部嵩選手とディフェンダー・大島嵩弘選手のおふたり。両選手とも終始笑顔で子どもたちやお年寄りに接していました。施設には、レイソル全選手がお年寄りの健康を願って寄せ書きしたチームフラッグが贈られました。
この催しは、サッカーを通じ世代を超えた交流を図ろうと(財)さわやか福祉財団の呼び掛けで実施している「サッカーさわやか広場」事業の一環で、レイソルのホームタウン活動の一環としても開催されたものです。レイソルは、この日も、6位とJリーグ上位に食い込む快進撃を続けている強豪チーム。当日は、サンライズ流山の隣のあざみ苑の入居者やNPO法人流山ユー・アイネットが運営するグループホームわたしの家からも入居者が参加されました。
流山東部FC(林雅己監督)の少年サッカーチームも参加。プロの現役選手の華麗なプレーに目を輝かせながらリフティング対抗ゲームやサッカーすごろく、的当てPK合戦で楽しいひとときを過ごしました。サッカーすごろくでは、お年寄りが投げた大きなサイコロの目によって子どもたちがすごろくを進め「おじいちゃんの肩を10回たたく」、「おばあちゃんの肩をもむ」などと書かれたカードにしたがって、子どもたちやレイソルの選手が入居者と楽しく交流しました。
阿部選手は、流通経済大学付属柏高から流通経済大学を経てことし柏レイソル。守備ではポジショニングと視野の広さに定評があり、攻撃においても基点になれる選手で背番号は29。一方の大島選手は、地元・流山東高校の卒業生でお住まいも野田市。ヘディングの強さとカバーリングに長けたセンターバックとして、各年代の日本代表に選出された逸材で背番号は33。この日も、阿部選手に向かって、するどいジャンピングヘディングでボールを返していましたが、狭い会場だけにお年寄りに当たっては大変です。少年サッカーの子どもたちも「すごいコントロール」と感動した面持ちで見入っていました。
的当てPK合戦では、入居されているお年よりもチャレンジ。両選手に「コツを教えて」と笑顔で言葉を交わしながら、的を狙ってのキックは真剣そのもの。的に当ててガッツポーズをとる男性。的をはずして「もう1回」とあきらめずに何度でも挑戦する女性。Jリーガーの手をしっかりにぎってキックする方などお元気な姿を見せてくださいました。なお、今回、「サッカーさわやか広場」事業を主催した(財)さわやか福祉財団では、「幸福(しあわせ)づくり考in流山〜地域に生きる地域で生きる」を7月21日(土曜)、流山市文化会館で開催します。年をとっても最後まで自分が望むところで心豊かに暮らしたい…そんな安心して暮らせる地域づくり、仕組みづくりを考えます。
第1部は、ボランティア活動報告「いまどきの若者登場!」と鼎談「心豊かな地域社会をめざして〜ためされる地域力」(出演は井崎義治流山市長、久保悌次郎江戸川大学総合福祉専門学校長、堀田力さわやか福祉財団理事長)。第2部は、映画「村の写真集」(2004年、制作・村の写真集製作委員会、脚本・監督三原光尋、音楽・小椋佳「主題歌・村里へ」、写真監修・立木義浩、出演・藤竜也、海東健、宮地真緒、吹石一恵、原田知世、ほか。煩わしくても面倒でも、お互いを気遣う家族がいることの大切さを訴え、第8回上海国際映画祭で最優秀作品賞・最優秀男優賞をW受賞という涙の名作)。申し込みは、郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記のうえファクス(さわやか福祉財団・03−5470−7755)または官製ハガキで〒105−0011東京都港区芝公園2−6−8日本女子会館7階(財)さわやか福祉財団フォーラム開催担当宛へ郵送。1回の申し込みで2名様まで(お二人の住所・氏名を必ずご記入ください)。先着順でご招待券を送ります。お問い合わせは、(財)さわやか福祉財団フォーラム開催担当03−5470−7751へ。
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