流山おおたかの森S・C3階の出張所ロビーに、日曜・祝日にオープンする日曜情報センター。6月17日(日曜)、この日曜情報センターがアジサイやバラ、ひまわり、ガーベラなどの初夏の花々でいっぱいになりました。広いスペースをいっぱいに利用したテーブルは、よく見るとダンボール箱を英字新聞紙で梱包したものを積み木のように重ねて使ったもの。その上に活けられた花もよく見ると花器がペットボトルや牛乳パックなどです。
「未来へ!」というテーマの今回の生け花展は、 身近にある空き箱などをリサイクルして、「思いがけないアートな生け花を体験してください」と流山市華道振興会西ブロックが開催したものです。華道振興会はことし36年目を迎える文化団体です。地域ごとに4ブロックに分かれて活動していますが、今回、日曜情報センターを利用された西ブロックは、いつも4月に初石公民館で華展を開催するなどさまざまな活動を展開しています。
今回、参加された西ブロックは、池坊流や古流、草月流、松山流、古流松應会などの指導者の皆さんが流派を超えて展示会を企画してくださったものです。出展者は、石井芙美さん、柳沢都喜子さん、松本セツコさん、伊藤和子さん、奴留湯紀子さん、山崎広子さん、中島信子さん、畑中眞知さん、辻花子さん、本田千代子さん、溝井佐知子さん、高橋静子さん、本間直子さん、茅野佳子さん、富樫トクノさんの15人の華道指導者の皆さん。
「父の日のプレゼントにも最適です」と、11時からと、14時からは「やってみよう!生けてみよう!コーナー」が行われ、買い物や食事のついでに立ち寄った親子連れらが慣れない手つきで生け花に挑戦していました。ロビーいっぱいに飾られた花も、プリンや豆腐の空き容器をはじめペットボトル、ティッシュの空き箱、牛乳パック、紙コップ、紙袋を花器にして活けられ、壁にかかった一輪挿しはラップの空き芯を利用していました。中には、お盆やお皿に直接水を張って活けられているものもありました。
今回、中心になって企画を進めてくださった松山流の本間直子さんは「重い花器を使わなくても、身近にある空き容器などを利用して簡単に花でお部屋を飾ることができます」と語ってくださいました。会員の皆さんも「前日の土曜日は出張所の業務が終わった夕方から準備を始めて、ショーケースの中の展示などもあって夜10過ぎまでかかってしまいましたが、多くの方に見ていただいて楽しい。また、有志を募って開催したい」と語っていらっしゃいました。
流山おおたかの森S・C3階に日曜と祝日などの休日にオープンする日曜情報センター。同S・C3階の流山市出張所では、平日は夜7時まで、土曜日も5時まで開庁していますが、休日は、オンラインの関係で住民票などを発行できないことから、出張所ロビーを無駄なスペースとしないために、ことし3月からスタートしました。地元の商工者、学校、NPO、市役所など各団体や機関が運営委員会を設置して企画・運営し、流山と周辺地域の情報を伝える広場として好評で、産学官の連携で小さなイベントを通して、市内の産業や、日ごろ地道に活動を続けているサークルなどの情報を発信しています。
次週6月24日(日曜)は、NPO法人流山おやこ劇場の「みんな集まれ、輪になろう」で、手遊びや人形劇、読み聞かせ、簡単工作などもあります。また、7月1日(日曜)は、自治基本条例策定市民協議会で検討中の自治基本条例について、市民協議会主催の展示会と対話集会を企画しています。そして7月8日(日曜)には流山市農家生活研究会の朝市が予定されています。日曜日の出張所ロビーは、楽しい情報でいっぱいです。ぜひ、お立ち寄りください。お問い合わせは、マーケティング課04−7150−6308へ。
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