大畔のラベンダー畑が見頃を迎えています。この地域にお住まいの主婦が自宅で介護されていたお母さんのお部屋に、「癒し効果のあるラベンダーを置きたい」という思いから畑にラベンダーの木を植えたのがきっかけで、どんどん増えていったそうです。
一時期は、口コミで広がり、見学にいらっしゃる方も多く、ラベンダー摘みの体験もできたそうですが、介護されていたお母さんも他界され、2年前の雪で、多くの木が倒れて減ってしまい、いまでは「見学や摘み取りも出来ないのは残念」と語っています。ラベンダーの花が咲くと、束にして平和台の障害者のお店「いろいろやハーモニー」に出荷することもあるそうです。
人類のラベンダーの利用は、古代ギリシャ時代に始まったと言われ、当時から入浴剤や洗濯物の香り付けにされていたという記録が残っているそうです。現代の日本でもラベンダーは、摘み取って乾燥させ、部屋に飾ったり、束ねてリボンで編み込む「バンドルズ」づくり、和紙や布の袋に入れて引き出しや衣装箱に入れて防虫剤にしたり、靴の中に入れて脱臭剤にしたり、枕元に置いて香りを楽しんだりと抗菌効果や鎮静作用、防虫効果などを活かしてさまざまに利用されています。
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