市民でベートベン交響曲第九番を歌おうと、公募で集まった市民の皆さんの発会式が7月15日(日曜)、市生涯学習センターで行われ280人がドイツ語の発音練習などに挑戦しました。ことし1月の市制施行40周年を記念して第九演奏会実行委員会(唐沢昌伸会長)が設立され、3月に広報紙で参加者を募集したところ約280人が応募。6月10日からパート別に集まって練習を繰り返してきましたが、全員が一堂に顔を会わせるのは、本番までちょうど5か月となったこの日の発会式が初めてとなりました。
管弦楽演奏を流山フィルハーモニー交響楽団(戸倉直団長)、合唱指導を流山市合唱連盟(窪田道子代表)と流山市音楽家協会(里舘雅江会長)が行い、12月の舞台を目指します。演奏会は、文化会館で12月15日(土曜)と16日(日曜)の2日間予定され、「歓喜の歌」はドイツ語、暗譜で歌う本格的な演奏会を目指します。演奏会終了後は、博物館で演奏会の写真展も計画されているそうです。唐沢実行委員長は、「それぞれに活躍している合唱連盟や音楽家協会、フィルハーモニー交響楽団の市内音楽3団体が一緒に楽しめるのは初めての試み。市が全面的に理解を示してくれているのもうれしい」とあいさつされました。
1人5000円の会費を払って半年間の練習とあって、参加者が集まるのかと心配していましたが、280人もの応募があり、広い会場に変更して練習するなど反響の大きさに事務局も驚いているようです。お招きいただき挨拶に立った井崎市長は、「ビギナーとして参加させていただきます。皆さんのお仲間としてあいさつさせていただきます」と呼び掛け、拍手で迎えられました。発会式の後は、橋場征代さんの指導で発声前に身体を動かそうと体操が行われ、熊坂牧子さんの指導でドイツ語の発音練習なども行われました。
なお、流山フィルでは、今回の第九に向けて弦楽器奏者を募集しています。ヴァイオリンを習っている人や学生時代に演奏していた人など歓迎。募集人数はヴァイオリン10人、ヴィオラ4人、チェロ3人、コントラバス3人。参加費5000円。9月2日〜12月9日まで森の図書館(東武野田線運河駅15分)を中心に練習。パート譜は流山フィルで準備。締め切りは9月10日。申し込みは流山フィル事務局090−3342−3168、メールはryu_phil@yahoo.co.jpへ。また、流山フィルハーモニー交響楽団では、来週7月22日(日曜)14時から文化会館で第34回定期演奏会を開催します。モーツァルト歌劇「魔笛」序曲、ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番「皇帝」、ブラームス交響曲第4番。指揮佐藤雄一、ピアノ斎藤智子、市教委後援。チケット前売り900円、当日売り1100円、中学生以下無料。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ