健康生き生きづくりの秘訣
更新日 平成19年8月3日


西深井小学校で「健康いきいきづくりの秘訣」 60歳から89歳までの方々がお元気に身体を動かす

[画像]いすに座ったままのカンタンな運動(23.0KB)

 7月29日(日曜)、西深井小学校体育館で、いきいきサロン事業健康推進班による「健康生き生きづくりの秘訣」が行われ、52人の中高年者が参加しました。新川北部地区社会福祉協議会(小倉卓郎会長)が定期的に開催しているものです。

 講師は、大学慈聖さん。市内駒木で大学はり灸院の院長として活躍される一方、NHK文化センター指圧教室の講師やオリンピック選手フローレンス・ジョイナーさんの現役時代には治療もされたそうです。当日は、60歳から89歳までの地域の皆さん52人が参加されました。大学さんは、このいききサロンで3回目の指導ですが、固定ファンも多いようです。


[画像]小学校の体育館で(20.4KB)

 大学さんは、優しい語り口で「薔薇も花が終わったら切るでしょう。人間も古くなった細胞は筋肉をつけることによって新しい細胞がつくられ若返ります」と語り、健康維持、若返りには、じっと座ってテレビを見ているより、家庭菜園、畑仕事、ウオーキングなどそれぞれ自分にあったことをしながら、人と関わりコミュニケーションを図ることによって、気遣いすることも細胞の活性化につながり、身体にプラスになると説きました。

 この日は、回覧を見て参加されたという聴覚に障害をお持ちの方もいらっしゃいました。ファクスで手話通訳を要請して参加され、通訳の方と一緒に積極的に身体を動かしていました。寝たきりの人には、手を上下する、足を上下するなど介助することによって筋肉がつき動けるようになるきっかけにもなるそうです。身近な話題から腰痛・膝痛・肩こりの予防など、いすに座っての実技も体験。中には、ツボにお灸をする体験をした人も。

 杖をついた参加者には、腰の高さの杖で、2本使うことにより肩の筋肉がついて、リュックを背負う事によって姿勢も良くなるなど会場を回って直接指導されていました。「運動した後のビールはどうですか?」という参加者からの質問には、「運動の後や運動をしているときには酢やスポーツドリンクなどに含まれるアミノ酸が疲労回復に役立ちます。ビールは運動が終わって30分後ぐらいに」と会場を笑わせていました。



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