8月6日（月曜）、来年1月の女性議会（模擬）開催に向けての第2回研修会が行われました。この女性議会は、男女共同参画社会の実現に向けて、これまで政策決定の場に参画する機会が少なかった女性に対して、市政への参画とまちづくりについて、女性の視点からの提案を行う事を目的として行われるもので、平成20年1月30日に市役所議場で開催を予定しています。

　当日、女性議員として参加されるメンバーは、女性団体等から推薦された方10名と広報等による公募で集っていただいた方10名の合計20名です。7月5日には、市長から直接、委嘱状が交付されました。皆さんは、応募の動機として子育て支援や環境の整備等を提言したいと、しっかりとしたご意見をお持ちの方々ばかりです。

　今回の研修会では、議会事務局職員から「議会のしくみ」について説明を受けた後、国立女性教育会館客員研究員の西山恵美子先生を講師にお迎えし、「男女共同参画とは」と題した講義が行われました。西山先生は、男女共同参画社会を「男女の固定的な役割分担にとらわれず、その人の個性と能力が十分発揮できる社会」と説明、その実現を強く訴えました。さらに、現実社会における男女の役割分担の実態について、女性議員のそれぞれの立場から活発な意見交換が行われました。

　研修会は、来年1月の本番に向け全5回程度行う予定です。今後も研修会を重ねて研鑽を積んだ女性議員の皆さんが、1月30日の女性議会本番でどのような提言をされるのか楽しみです。当日は、どなたでも傍聴することができますので、ぜひ、女性だけの模擬議会をご覧ください。

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