8月17日(金曜)、学校法人江戸川学園と流山市との間で、相互発展のため教育やまちづくりの分野などで、互いに協力していく協定が結ばれました。江戸川学園から木内理事長、松岡総務部長、江戸川大学総合福祉専門学校の久保校長、同大学社会学部の帆足学部長、同部ライフデザイン学科惠教授の5人が市役所を訪れ、木内理事長と井崎市長が協定書に署名押印して、互いの協力関係を確認し固い握手を交わしました。
今回の協定により今後は、生涯学習や学校教育、地域振興、福祉・環境問題などについて相互に協力していくことになります。特に、緑をつなぐことによって、街の価値を高めるとともに地球温暖化を防止していこうと始まった「流山グリーンチェーン戦略」については、同学園の持つ実践的な知識や情報を市に提供していただき、共同で調査研究を進めることとなりました。
すでに、同学園の江戸川大学とは平成17年に図書館利用について協定が結ばれ、蔵書20万冊の大学図書館が市民に無料開放されています。また、ヒートアイランド抑制型のまちづくりを目指し、昨年から開始したつくばエクスプレス沿線の熱環境調査についても、同大学の協力を得て学生たちが中心となって行っています。今年の調査は前日に行われ、35度を超える猛暑の中、全体で約300か所の観測地点を徒歩や自転車で調査してまわりました。
調印式の後、井崎市長から「グリーンチェーン戦略をはじめ、江戸川大学の全学部を通じてあらゆる分野での協力を」と呼び掛けると、江戸川学園側からも「互いの発展のため協力していきましょう。11月2日の大学学園祭でもグリーンチェーンに関するシンポジウムを市との共催で開催する予定です」と語ってくださいました。
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