5・7・5のリズムで、俳句とは異なり季語や切れ字を使わない「川柳」が、発祥250年を迎えました。川柳立机250周年記念東葛川柳会が8月25日に生涯学習センターで開催されるなど、その文化性を見直す動きが盛り上がっています。そのような中、ご当地ソングならぬ「ご当地川柳」集ともいえる本が寄贈されました。この本は、17年間続いている博物館友の会川柳講座の皆さんによって編集されたもので、8月31日に同会の代表・熊谷昌具さんが井崎市長にと刷り上ったばかりの句集「川柳流山」を持参くださいました。
「恋語るには流鉄の短か過ぎ」、「つば鳴りを聞く風の日の陣屋跡」、「月の夜を更かし観音寝坊する」など流山市民にはなじみの鉄道や旧跡、民話をテーマにした川柳に思わず笑みがこぼれます。流山市制施行40周年記念として俳人小林一茶や新選組局長近藤勇、利根運河、TX、総武流山電鉄など流山をテーマにした川柳を集めた「地域限定」の一冊です。今川乱魚さんの監修によるこの川柳集は、たけしま出版(04−7167−1381)から1200円で販売されています。
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