9月25日(月曜日)、県立流山高校園芸科の生徒20人が東武野田線江戸川台駅前東口ロータリーに、自分たちが育てたコスモスやマリーゴールドなど秋の花500株を植えました。7月に行われた流山市ガーデニングコンテストの街並み部門では、「江戸川台駅東口を降りるとパッと目に入る可愛らしいお花達のお出迎え、そんな心で“花と緑の街づくり”にエールを込めた花壇」をとビオラやロベリアで花壇をつくって見事、銀賞に輝いた江戸川台駅前商店街振興組合(北条正雄理事長)が進める花いっぱい運動の第2弾です。
今回は、商店街の空き店舗を、逆に商店街の活性化に利用しようとつくった「江戸川台ふれあいホール」で、10月1日から、筑波大学大学院久野譜也准教授が開発した一人ひとりに適した運動プログラムで体力アップやメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防・改善をする流山ヘルスアップ事業がスタートすることから、健康づくりのために商店街のホールに来る市民を花で歓迎しようと企画したものです。
10月中には、商店街の中に8メートル間隔で「いきいき健康タウン」のフラッグを掲げる予定もあるそうです。市は、ことし1月、健康都市宣言を行いました。また、流山市グリーンチェーン戦略を10月1日から全市域を対象に拡大し、緑をつないで地球温暖化防止にも役立ちたいと「都心から一番近い森の街」を目指しています。商店街では、こうした動きに呼応して「健康や緑、花は嫌いな人がいませんからお客様あっての商店街にはぴったり」と花壇整備やフラッグ製作を企画しました。
この日、植えられたのは、ロータリー周辺の3箇所で、花の苗は1株50円で商店街が高校から購入しました。高校生は、花壇の石を掘り起こし、土を耕して化成肥料を施し、マリーゴールドやブルーサルビア、コリウスなどの苗を植えていきました。「花壇は、買い物のお客さんが斜め上から見たときに、できるだけ土が見えないようにセンスよく植えるよう努力しました」と高校2年生の女生徒は額の汗をぬぐいながら元気に語ってくれました。
江戸川台駅前商店街振興組合は、9月20日(木曜日)、千葉市内で、積極的な事業展開により地域経済の活性化や地域社会の発展に貢献している商店街として堂本千葉県知事から表彰されました。中小企業表彰19社および商店街表彰3団体に表彰状が贈られたもので、席上、北條理事長が「これを励みにこれからも活性化していきたい」と謝辞を述べました。井崎市長も、地域の商店街が活性化すれば、「毎日の食材の買い物などで徒歩や自転車で商店に行くのですから、健康にも最適」と商店街振興と健康増進の関連を強調しました。
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