10月2日(火曜日)から東深井の森の図書館で、第9回紫焔窯生徒作品展が行われています。期間は7日(日曜日)まで。9時から17時まで入場無料で見ることができます。西深井の陶房「紫焔窯」(田口佳子主宰)で学ぶ生徒さんたちの作品展です。
9回目の展示会となった今回は、水嶋節子さんの「白釉布染紋花器」や田辺葉子さんの「パキラ」、今村光子さんの「粉引鉄絵大皿」、飛田道子さんの「天目釉大鉢」など45人の作品が出品されています。
紫焔窯の窯元・田口佳子さんは、秋耕展大賞や文部大臣賞などを受賞。89年に流山で陶房を開窯し、25年を迎えようとしています。90年に西深井に紫焔窯を開窯、01年には江戸川台東にスタジオを、さらに06年にはふくろうの森陶房をオープンするなど、芸術活動のかたわら地域の文化振興にも尽力されています。中国は宋の時代によく使われた紫紅釉に魅せられ、追求していることから「紫焔窯」の名がつきました。今回は窯元特別展示として田口佳子さんの白釉彫紋壷も会場で見ることができます。
また、11月14日(水曜日)から21日(水曜日)まで上野公園の東京都美術館で行われる第16回秋耕会小品展にも紫焔窯の皆さんの作品が展示されるそうです。今回、会場となった森の図書館は、東深井地区公園や古墳公園などの木々に囲まれ、ステンドグラスを通した採光も作品を一層引き立てています。田口さんは「紫焔窯で土に触れ、ろくろに触れ、人に触れて、やさしい時間を共に過ごしてみてはいかがですか」と呼び掛けています。お問い合わせは紫焔窯04−7154―9656
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