10月13日(土曜日)、文化会館で「親子で楽しむ炭焼き体験教室」が行われ20組の親子がオイル缶窯で竹炭を作り、バーベキューを楽しみました。県立流山高校(渡部寛仁校長)の高校開放講座の一環として開催されたものです。同高校の渡部校長が六実高校の教諭時代に、地域の大人と一緒に開催した炭焼き講座から誕生した「六実炭倶楽部」の協力を得て企画したもの。
オイル缶釜は、オイル缶に穴を開けたトタン板(オイル缶の蓋)をかぶせ、煙突用パイプを取り付けた手づくり。竹は6月23日に市内で切ったものを乾燥させておきました。文化会館の中庭にオイル缶が埋まるくらいの穴を掘って、竹材を立てて入れます。周りに土を落とし埋めて、上から焚き火をします。 煙が透明になったら、空気口を完全にふさぎ上から土を10cmほどかけ、煙突もアルミホイルでふさぐというものです。
竹炭は、脱臭効果や防虫効果などもあるといわれています。子どもたちは、炭ができるまで、竹を切ったり、割ったりしながら工作を楽しんでいました。加から小学校2年生のお嬢さんと参加された石井文さんは「炭づくりは初めてで新鮮。子どもは斧を使ったり、のこぎりを使ったり、炭焼きを待っている間の竹細工が楽しそう。子ども以上に私が楽しみました」と語ってくださいました。
穴からアルミ缶を掘り起こし、手袋をした子どもたちが慎重に蓋を開けると、真っ黒くなった竹炭が完成。竹炭同士をぶつけるとパリンというガラスのような高い音がしました。参加した皆さんは、出来上がった竹炭をお土産に、バーベキューを楽しんで秋の一日を満喫していました。流山高校では、地域住民を対象にボクシング教室やプランターを使った野菜づくりなどを開催して喜ばれています。なお、同高校では、11月10日(土曜日)9時から文化祭が行われ、農産物や食品加工品、シクラメンの販売、公園設計の展示などが行われます。お問い合わせは流山高校04−7153−3161へ。
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