10月13日(土曜日)、生涯学習センターで「2007安全で安心なまちづくり市民大会」が行われ、自治会関係者ら約200人が防犯などを学びました。流山警察署や流山市、流山防犯協会連合会などが主催したもので、犯罪情勢に関する講話、ひったくりや振り込め詐欺の模擬実演などが行われました。
流山市では、平成10年度に2,649件だった犯罪発生件数が平成17年度では3,305件と約25%も増加。その約8割は、空き巣やひったくりなど身近に発生する窃盗犯。そこで、市では、平成15年度から自治会などを中心に地域で行う自主防犯組織を立ち上げ、平成17年度は市内全域をボランティアで巡回する市民安全パトロール態を組織しました。
こうした住民パワーの抑止効果により、平成18年度は2,740件と前年度に比べ565件と犯罪発生件数を減少させることができました。しかし、平成18年度のまちづくり達成度アンケートでは、防犯に対して57%の市民の皆さんが不安を感じていらっしゃることから、今年度、流山市安心安全なまちづくりの推進に関する条例を制定するなど、こうした機会を通じてさまざまな防犯活動を展開しています。
市内における犯罪情勢について流山警察署の金子公一生活安全課長から、また、9月議会で可決された流山市安心安全条例について市役所の大谷守安心安全課長補佐から、さらに防犯講話が防犯アドバイザーの吉田啓一さんから発表されました。
後半では、流山市でも8〜9月に8件の被害者を出すなど手口が巧妙化している振り込め詐欺について、また、東葛地域で多発しているひったくりについて、さらに空き巣がガラスを割って侵入する手口などをステージで実演。同署員の迫力ある実演に参加された皆さんは、「説明ではなく、実演なのでわかりやすく、犯罪者の手口や防御策がよくわかった」と驚いていました。
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