10月21日(日曜日)、美田2号公園で美田自治会(松島英雄会長)の秋季防災訓練が実施されました。震度6強の地震の発生により家屋が倒壊、火災も発生したが交通遮断などによって防災機関が同地区に到着できないという想定で行われました。
総務省消防庁から平成19年度安心安全まちづくりステーション整備事業のモデル自治会に、釜戸やチェーンソーなどの防災グッズが宝くじの収益金で整備されたことから、こうした備品を使った発災型対応防災訓練を行ったものです。
当日は、自治会会員530人をはじめ市職員や消防署職員、そして地元の消防団第19分団(鈴木利夫団長)らが参加。消火器を使った初期消火訓練などを体験しました。建物倒壊現場を想定した救出訓練では、チェーンソーやバール、金てこ、斧などで実際に家を模した小屋を壊して、逃げ遅れた人形をリヤカーに乗せて救出するなど迫力のある具体的な訓練が行われました。
日曜日ということもあって、小さな子どもを連れて家族で参加している姿も多く見受けられました。訓練後は、釜戸3基を使って炊き出された非常食を、木の下にブルーシートを広げた緊急避難所で昼食代わりに試食して解散となりました。非常持ち出し袋を背負って参加する自治会員が多く、日ごろからの心構えが垣間見られました。石原副市長は同自治会を「自主防犯パトロール隊美田バスターズや孤独死ゼロモデル地域など、防犯、防災、福祉にとコミュニティ醸成を核に活動されている模範的な自治会」と賞賛しました。
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