全国の農業系学科で学ぶ高校生が農業の知識を競う「農業鑑定競技会」で、県立流山高校(渡部寛仁校長・463人)の生活科学科3年生・秋山恵実(めぐみ)さん(18)が最優秀賞を受賞しました。また、同校園芸科3年生、中山健一さん(17)も優秀賞に選ばれました。秋山さんらは、10月30日(火曜日)、市長室を訪れ「夏休みから勉強してきた成果が出て、すごくうれしい」と感想を語ってくれました。
同競技会は農業系高校生の全国組織「日本学校農業クラブ連盟」が主催して、毎年開催しているもので、ことし58回目。10月24日(水曜日)・25日(木曜日)、東広島市で行われました。農業、畜産、造園など9つの部があり、生活科学の部には全国から85人、園芸の部には280人が、9区分合計で約5000人が参加しました。
「カリ成分率が高い肥料はどれか」、「カキの病名は何か」など専門性の高い質問が多いだけに2人とも夏休みを返上して勉強したそうです。秋山さんは、すでに就職が決まっており「今まで学んだことを活かせれば」と話していました。また、中山さんは、進学が決まっていますが「将来は農業を継ぎたい」と夢を語ってくれました。
競技会は実際の農産物などを見て、それについての質問に答える形式。秋山さんらは学校内の競技会で選ばれ、全校を代表して参加したものです。秋山さんは昨年のこの競技会で優秀賞に入っており、「リベンジと思って最優秀賞を狙っていました」と井崎市長に報告していました。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ