車いすを寄贈して20年の末吉敏子さん。東初石2丁目で居酒屋「あや」を開いて30年だそうですが、お店の常連さんが、店内に飾られた車いす寄付の記念写真を見て、猫の貯金箱にお釣を寄付してくださったりするそうです。そんな浄財を集めて購入した車いす2台を10月31日(水曜日)、市長室にお持ちくださいました。
初めて寄付のときに市長室にいらしたときには、秋元大吉郎元市長。続いて眉山俊光前市長、そして、井崎現市長と3代の市長に車いすをお持ちくださっています。末吉さんは、気丈なお義父さんが92歳で寝たきりにならずに往生された感謝の気持ちもあって、「働いたお金を無駄にしないで、少しでもお役に立てられれば、それが生きがいになる」と車いすの寄付を始めたそうです。
市以外にも東初石2丁目自治会館や流山中央病院などにも、地域に役立てていただこうと車いすを寄付。社会の高齢化に伴い車いすの需要はなくならいだろうと考えて始めた寄付ですが、末吉さんのそんな姿を見て育ったお嬢さんは高齢者福祉のお仕事に就かれたそうです。井崎市長は「公共施設で市民の皆さんにご利用いただけるよう配置させていただきます」と謝意を伝えました。
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