11月9日(金曜日)、名都借保育所で「クッキー作りに挑戦」が行われました。食の大切さを教える食育の一環として行われたもので、挑戦したのはゆり組(5歳児)の子どもたち20人です。まずは格好からと、子どもたちはエプロン姿にバンダナを頭に巻いて手をよく洗い準備万端。
まず、はじめに保育課の小野栄養士から子どもたちにクッキーを作るにあたって3つのポイントが伝授されました。一つ目は、「クッキー作りをするのに、材料を揃えてくれた方々に感謝すること」。二つ目は、「お友だちと仲良く楽しみながら作ること」。三つ目は、「いつも給食を作ってくれる方もみんなに美味しく食べてもらいたいと作っています。みんなも、食べてくれる人のために愛情を込めて作ること」。子どもたちは、三つのお約束に「ハイ」と元気に答え、グループに分かれて調理を開始しました。
まずは生地作り。ボウルに小麦粉などを入れ、よくかき混ぜて小さな手で一生懸命こねます。途中、栄養士さんが魔法の愛情エッセンスを入れてもらうと「わぁ いいにおい」「アイスのにおいだ」と子どもたちは大喜び。ボウルから出した生地を薄くのばし、丸や星型、みんな大好きなキャラクターなど、いろいろな形の型で抜いていきます。焼き上がりを想像しながら、思わず笑顔かこぼれる子どもたちも。
いよいよ給食室でクッキーを焼き始めると、保育所中に甘〜いにおいが漂いみんな待ち遠しい様子。ついに焼きあがったクッキーを前にした子どもたちは、クッキーに手を出すよりも、まずは今日クッキー作りを教えてくださった栄養士さんへの感謝の気持ちを忘れてはいませんでした。声をそろえて「ありがとうございました」。栄養士さんも、笑顔で「みんな頑張ったね」と一人ひとりに声をかけていました。この日作ったクッキーは、保育所の午後のおやつとしてみんなで美味しくいただきました。後日早速、家でこの日使ったレシピを見てお母さんと一緒にクッキーを作ったという子どもたちも。クッキー作りをとおして子どもたちは、仲良く、愛情を込めて、そして感謝することを学びました。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ